私はつみたてNISAを利用して投資信託を購入しています。
昨年、A社でつみたてNISAを利用していましたが、購入したい銘柄の取り扱いがB社にあったため、NISAの金融機関をA社からB社に変更することにしました。
この際に疑問になったのは、タイトルにもあるように「A社で運用していた資産は、その後どうなるの?」ということでした。
NISAの金融機関が変わるということは、A社に預けている資産は自身で引き出すなどの手続きを取らないといけないのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
元の金融機関に預けている資産の扱いについて
実は、A社に預けている資産は、そのままA社での運用が継続されるのです。
しかも、NISAの非課税の恩恵も引き続き受けることが出来ます。
例えば、2022年でA社でのつみたてNISA枠の買い付けをやめ、B社に金融機関を変更した場合、A社で購入していた資産はそのままA社で運用が継続され、20年後の2042年まで非課税の適用が受けられるのです。
なお、A社で運用していた投資信託などを、そのままB社に移すといった手続きは行えません。
NISAの金融機関を変更して変わること
金融機関を変更したことによって変わることと言えば、A社を通して投資信託などの新規の買い付けができなくなるという点。
もちろん、変更の手続きが終わり次第、B社での買い付けはスタートできます。
つまり、まとめるとこういうことです。
- NISAの金融機関 = NISA枠を利用して新規の買い付けを行うことが出来る金融機関
- 変更前の金融機関にある資産はそのまま運用が継続され、その最後の買い付けを行った年からNISAの種類による既定の年数まで非課税の適用が受けられる